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メモ
1. 事業戦略
●競争優位性構築のための事業戦略
企業が、自らの成長と発展を目的として策定するのが全社戦略であるのに対し、企業が成長と発展のための手段として展開する個々の事業において、いかに競争優位を構築させるか、ということを目的として策定するのが事業戦略である。
 ここでいう競争優位性とは、競争戦略を考えるうえで重要な意味をもつものであり、市場において価値のあるものとして認知されつつも、競合他社がいまだ保有しえないもの、または能力を意味する。
 個々の事業において、限りある経営資源をいかに適切に配分し、競争優位性をいかに構築するかということは、80年代以降,企業競争戦略および生き残り戦略として,その重要性は高まってきている。特にポーターによる競争戦略の提起以来,企業経営の中心的課題は,この競争戦略としての事業戦略に焦点があてられるようになってきた。

2. 競争戦略の登場
●逆境化で成功している企業の戦略
 1980年,ハーバード大学のホールは,当時すでに成熟産業と化していたアメリカにおける8産業(鉄鋼,ゴム,重量トラック,建設機械,自転車,大型家電,ビール,タバコ)において,経営環境が逆境下にありながらも,確実に成功をおさめている企業の存在と,それらの企業に存在する共通性の確認に成功した。それによれば,各産業において逆境下でありながらも成功を果たしている企業は①当該産業における最低原価の達成,②最高の製品,サービス,品質等による差別的地位の構築という2点において共通性を有していた。このことから解明されたことは,原価における優越性と製品等における差別化の現実がこれからの企業経営において何よりも重要であるということであった。
 ホールの研究に続き登場したのが,同じくハーバード大学のポーターである。彼は産業組織論の考え方にもとづき,企業に対し収益をもたらしうる産業構造の特性を抽出した。それによれば①新規参入の脅威②代替品の脅威③買い手の交渉力④売り手の交渉力⑤既存企業間の競合関係という5つの要因の存在が実際の業界における競争構造を決定するとされた。
彼によれば競争戦略とは「競争の発生する基本的な場所である業界において,有利な競争的地位を探すこと」と定義され,その中心概念はまず「低コスト化」と「差別化」に求められる。さらに,これらを基礎に戦略ターゲットという次元を加えることにより,企業がとるべき競争戦略としての基本戦略を①コスト・リーダーシップ戦略②差別化戦略③集中化戦略という3つから構成されるものとしてとらえた。
3. コスト・リーダーシップ戦略
●コストによる競争優位性の確立
コスト・リーダーシップ戦略とは,同等の便益を他社より安い価格で提供しつつ,一定の価値を確保するために,より低いコストで製品を生産することにより,競争優位性を確立する戦略である。
競合他社に対してコスト優位を確立するためには,マーケット・シェアの拡大をはかるとともに,標準化された製品群の開発・販売,生産規模拡大のための設備投資やマーケティング投資の実行が必要とされる。

4. 差別化戦略
●差別化の実現による競争優位性の確立
 差別化戦略とは,市場全体を対象に自社の製品やサービスを差別化することにより,独自のポジションの構築をはかると同時に,独自の市場を形成することを内容とする戦略であり,業界の中にあって特異とみられる何かを想像することを目的とした戦略である。ここで大切なことは,企業の主観による差別化というよりも,市場(顧客)が,差別化されている点について一定の価値を見いだし,そのことを根拠として相応の価格であることを許容できることである。差別化戦略の成否は,①差別化が戦略的に意味を持ちうること②差別化を長期にわたって維持できること,という2点に依存しているといえる。
 コスト・リーダーシップ戦略は,市場におけるシェアの拡大を志向すると同時に低コストの実現を必要とするのに対し,差別化戦略は必ずしも市場シェアの拡大につながらず,差別化を実現するためにはかなりの研究開発費やサービスを提供するために相当なコストを必要とすることから,いわゆる低コストの実現が困難である。したがって,この2つの戦略は相反する側面を有しているともいえる。

5.集中化戦略
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